2012年6月19日火曜日

2011 Go Skateboarding Day


Go Skateboarding Day Los Angeles 2011
Go Skateboarding Day Los Angeles 2011
 Go Skateboarding Day Los Angeles 2011」が621日(火曜日)、ロサンゼルスのダウンタウンで開催された。1,000人を超えるスケートボーダーが参加して、午後1時にダウンタウンのホーレンベック・スケートプラザからラファイエット・パークまでの5マイルをデモンストレーションした。主催者側は歩道でスケーティングするように要望したと言っているが、実際には5マイルのほとんどは、全員車道をスケーティングした。
Go Skateboarding Day Los Angeles 2011
LAPDLos Angeles Police Department)はイベントをバイクとモーターサイクル乗車警官でモニターした。LAPD発表の参加者は300人で、主催者発表とは大きな開きがある。特別なトラブルはなく、LAPD警備責任者は、スケートボーダーのマナーは悪くはなかったといっている。
Go Skateboarding Day」はもともとIASC International Association Skateboard Companies)が制定したイベントで、いわばスケートボードのマラソン大会イベントである。日本では公道をスケートボーディングに解放するイベントは聞いたことが無いが、アメリカではほとんどの自治体が受け入れつつある。

Have fun, Go Skateboarding
Go Skateboarding Day Los Angeles 2011
アメリカは90年代後半からスケートパークがウエストコーストから普及し始めた。現在ではスケートパークは全米の各都市に普及しているから、スケートボーディングは日常的なスポーツになっている。日本の感覚で比較すると、中・高校生のマラソンというイメージである。
我々はスケートボード市場が日本でも今後拡大すると考えているが、日本のスポーツメーカーは、アメリカでスケートボードが大人のジョギング以上に普及しているとはなかなか理解できないようだ。1017日に掲載した「Broadway Bomb」は、ニューヨークでは知らない人はいないくらい有名なイベントで、全米のスケートボーダーあこがれのプッシュレースである。しかし、日本ではスケーターでも知っている人はまずいない。日本のアクションスポーツビジネスは、まるで情報鎖国状態である。日本のブランドメーカーや小売りチェーンの情報収集力では、新しい世代の市場にはほとんど対応できない。もっと新市場開拓のための情報収集にどん欲になるべきである。

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