Quiksilver reports Fiscal 2013 second Quarter

Q2 Loss widens

 上半期業績さらに悪化

Robert McKnight, Chairman , left, Andy Mooney President of Quiksilver.

 クイックシルバー（本社：カリフォルニア州ハンチントンビーチ、アンディ・ムーニー社長兼CEO）が6月6日発表した20 13年10月期上半期業績（2012.11〜2013.4）は売上高8億8,977万ドル（前期比５.5%減）、純損失6,284万ドル（前期2,532万ドルの赤字）となった。

クイックシルバーは2007年に赤字計上に陥ってから６期連続赤字決算を続けて来た。今季は遂に売上も減収に転じ、赤字幅も前期の年間赤字を半期で上回ってしまった。今季減収大幅赤字計上は確実である。

Quiksilver Malibu Lumber Yard Store, Malibu, CA.

ムーニー社長（１月11日就任）はEMEA*の販売不振、DCの収益性が悪化していることが業績不振の最大の原因と言っている。前期増収だったのも、出店、イベントセール強化でなんとか売上確保できただけで、クイックシルバー、ロキシーも不振なのはムーニーも認めている。クイックシルバー立て直しはビラボーンと同じくらい難しい。アクションスポーツなどという市場はもう存在していない。本質的な解決策を打ち出さない限り、サバイバルは難しい。

* Europe, the Middle East and Africa