2017年1月1日日曜日
2016年1月1日金曜日
2015年10月13日火曜日
Bob Hurley to step down as CEO of Hurley
Bob Hurley retire and step down as CEO, Hurley brand, |
NikeはBob HurleyがHurle brand CEO職を退任すると10月6日発表した。今後Hurley
brandはJayme Martin(VP, GM Global Categorie, Nike, Incs)が統轄し、Brandの実務はBob
Coombes(VP, GM of Hurley)が継承する。
Hurleyは1955年生まれ、今年60歳。ちょうど切りの良い年にHurleyから身を引いた。彼はもともとシェイパーとしてスタートした。転機になったのは1983年のBillabong(Australia)のライセンシング取得だった。それから15年間、Billabong
USA社長として当時アメリカで無名だったBillabongをQuiksilverに次ぐ有力ブランドに育てた。
Rob Machado, left, and Bob Hurley |
HurleyがBillabongを育てた時代は、カリフォルニアスタイルのGolden
Ageだった。彼は80~90年代の20年間、カリフォルニアのビーチカルチャーを世界に広めた先駆者の1人である。彼が多くのアクションスポーツブランド経営者と違っていたのは、最後までハードコアスタイルを捨てなかったことだろう。
1999年にBillabongを去ってHurley Internationalを設立した時も、スタンディングポイントはハードコアスタイルだった。それから4年後にNikeが買収したのも、Hurleyのハードコアスタイルを評価してのことだった。しかしこの買収でBob
HurleyのCalifornia Dreamin’は終わった。
Nikeは今やpinstripeの企業であって、California
beach culture brandとはもともと相容れない風土だった。Bob Hurleyにとって買収後の13年間は、長いバケーションだっただろう。彼は今年60歳。まだ老け込むには早すぎる。まもなく第3の人生が始まるだろう!
2015年9月28日月曜日
Quicksilver announces bankruptcy plan
Robert McKnight, former founder and chairman of Quiksilver |
Quiksilverの破産はHurley売却(2002年)、Volcom売却(2011年)、Billabong業績不振に続いて発生したから、日本ではサーフビジネス不振が原因と見られているが、実際はH&MやTopshopに客を奪われたのが破産の直接原因になった。
Quiksilver Coolangatta store |
アメリカでは2014年から今年に掛けてJunior(ティーンズ)対象チェーンが次々に破綻した。Deb
Stores(2014年12月破産)、dELiA*s Inc(2014年12月同)、Body Central Corp(2015年1月同)、Wet Seal
Inc(2015年1月同)、Cache Inc(2015年2月同)などの中堅チェーンが次々にchapter 11を申請して破綻した。これらのチェーンを破綻に追いやったのはH&MやTopshopのようなfast-fashon
chainだった。
Quiksilver Malibu store |
2015年9月11日金曜日
Eddie Bauer “Skyliner” presentation
Eddie Bauer Skyliner Jacket |
Michael Egeck, left, CEO of Eddie Bauer. |
それではいったいEddie Bauerはメールニューズで何をアピールしていたかというと、明けても暮れてもディスカウントセールの案内か、Labor Dayの家族旅行に最適なパックやジャケットのおすすめなどをメールしてきたのである。Eddie Bauerだけでなく、他のアウトドアブランドやチェーンも同じようなものだった。そこに突然、193年代のヴィンテージジャケットが登場したのだから、ちょっとしたカルチャーショックを受けたのである。
Eddie Bauer San Francisco flagship store. |
2015年9月2日水曜日
Billabong International Full Year Result
Billabong(HQ:Burleigh Heads, Queensland,
Australia)の2015年6月期業績は売上高10億6,380万豪ドル(前期比12.6%減)、純利益270万豪ドル(前期2億3,370万豪ドルの赤字)となった。3期連続減収となったが、6期続いた赤字計上はようやく食い止めた。減収はブランド売却による売上減少で、6期続いた損失は買収ブランドの評価損と売却損を特別損失として計上してきたからである。
この3年間でSurfstitch、Swell、West 49、DaKineなどを次々に売却し、ひとまず拡大路線の後始末は終わった。ブランド売却で減収は続いているが、継続事業だけでみると2.6%の増収で、ようやく単年度黒字計上にこぎ着けた。
Neil Fiske, image from Gold Coast Bulletin. |
グローバルサーフ市場に目立った成長要因は生まれていないから、楽観はできない。しかしBillabongが最悪期を脱したのは衆目の一致するところである。再建の陣頭指揮を執っているのは2013年8月CEOに就任したNiel
Fiske(CEO)だが、まるで綱渡りみたいな事業運営を乗り切った。いよいよこれからアメリカとヨーロッパで積極攻勢を開始することになる。「Bath and
Body Works」と「Eddy Bauer」で評価された経営手腕が生きる舞台に返り咲くのである。
2015年8月10日月曜日
Patagonia new Soho store open
Patagonia new Soho store, 72 Green street, New York |
Patagonia(Rose Marcario CEO)はSohoに新店(14.000 f2)をオープンした。旧Soho店(101 Wooster Street)から1ブロックの至近距離で、新店オープンに伴い旧Soho店(101 Wooster Street)は閉鎖された。
Patagonia new Soho store, 72 Green street, New York. |
新店はフルラインの売場に加えて、コミュニティワークスペース(3,500f2)を開設しており、環境保護団体のミーティングやフリーヨガクラスなどに使用する。インテリアには砂糖精製工場やMOMAの廃材を使用するなど、資源再利用に配慮したと発表されている。
Patagoniaは1995年にニューヨーク第1号店をSohoにオープンした。旧SOHO店が20周年を迎えたため、至近距離に大型の新店をオープン移転したものである。
Patagonia new Soho store, 72 Green street, New York. |
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