Carissa Moore wins 2011 World Champion
Carissa Moore, Roxy Pro Gold Coast, May, 2011 |
2011年ASP Women’s World Tourのツアーチャンピオンはカリッサ・ムーア(19歳)が史上最年少で獲得した。ビラボーン・リオ(5月)、ロキシー・ゴールドコースト(5月)、コモンウエルスバンク・ビーチリークラシック(2月)で優勝し、最終戦の8月6日ナイキUSオープンではサリー・フィッツギボンズが優勝したが、総合ポイントで上回った。
ムーアは1992年ハワイ生まれで、World Tour参戦(2010年〜)2年目でチャンプの座を獲得した。すでに2010年のWorld Tourでも2回勝利しており、2010年のNike US Open of Surfingでも優勝しているから、2011年のチャンプはほぼ確実視されていた。
2位のサリー・フィッツギボンズ(20歳)は1990年オーストラリア生まれ。ツアー最終戦を兼ねた2011年8月のNike US Open of Surfingでは優勝したが、獲得ポイントでムーアに及ばなかった。
2010年、2011年もランキング2位で、まだチャンピオン経験はない。
女子World Tourはますます若返りが顕著になってきた。コートニー・コンローグ(1996年生: 2009 US Open 2位)、レイキー・ピーターソン(1994年生:2011 US Open 2位)はいずれも15〜16歳である。男子はまだまだヴェテランが頑張っているが、女子は本格的なトゥィーンズ時代に突入した。この背景にはスケートボードは男子中心の環境が進行してしまったが、サーフィンは全米にスクールが普及し、女子と男子のインフラ整備でハンディキャップがほとんどないという環境がある。
男子ASP World Tour は終盤に入って、11月のリップカール・サンフランシスコ、12月のビラボーン・ハワイを残すだけになった。10月時点でケリー・スレイターが大きくリードしているから、彼の優勝は動かないと思うが、優勝すれば2010年に続いて2連覇、10回目となる。
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